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【  2018年04月  】 

スフォールド学院2

フォスター家【オルガ番外編】

2018.04.17 (Tue)

 スフォールド学院の給食は農耕科の学生が栽培した野菜や穀物を使い、調理科の学生が調理し、それらは陶工科の学生が焼いた皿に盛り付けられて供出される。 ちなみに、農耕科や陶工科の作業着も調理科のコックコートも、デザイン・型紙、裁断・縫製まで、すべて被服科の学生の手によるものだ。「近々、材料の買い付けなんかもやらせてあげたいねぇ。座学で原価率を弾くより、身に付くことも多いだろうし」 クラウンが料理を行儀...

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ローランドの道化師2

道化師とお小言【オルガ番外編】

2018.04.09 (Mon)

 さあ、父との酒宴もそろそろお暇を・・・と口を開こうとしたスフォールドより先に、玄関と呼ばれる粗末なドアが開いて弟が姿を現した。「兄さん、やっぱり来てた」 何やら声を上擦らせた弟に、スフォールドは首を傾げた。 やっぱり? これが王都か或いはフォスター領であれば、高々三十一歳の若輩者であれフォスター伯爵家の使用人最高責任者たる家令の自分は、その来訪先に部下である従僕を従えていることもあり、それが目印...

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ローランドの道化師

道化師とお小言【オルガ番外編】

2018.04.05 (Thu)

 城下町周辺はさすがに舗装整備が整ってはいるが、郊外に出てしまえば、荒れた土地に乱立する粗末な家々。 首都である王都の貧民窟ですら、これを見渡せばこましな住宅街に思えてくる。「おっと」 うっかりすれば、転がる石ころや乾いた地面のクラックに足を取られて躓きそうだ。 この荒れた大地。 十二歳の頃まで、これが当たり前の景色だった。 田畑として開墾するには痩せた土。 かと思えば、所々に足を取られれば抜け出...

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