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【  2010年03月  】 

まだ上げ染めし前髪の・・・

ラ・ヴィアン・ローズ&朱雀の章 番外編

2010.03.14 (Sun)

                       ―1960年― 俺には両親の記憶がない。 母親が二才、父親は三才の頃に亡くなったそうだ。もともと高齢だったのである。  けれど寂しい思いをしたことは、お陰様で一度もなかった。 何故なら二男三女の末っ子で、しかもすぐ上のちい姉ちゃんとも十二の年の差。 第一子である長兄の勝利兄貴に至っては二十一才も離れているから、ほとんど親子並。 彼が両親亡き後の高城の家を...

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マイスターのこと

あとがき

2010.03.11 (Thu)

BLですヾ(´▽`;)ゝ今は書かなくなりましたが、BLばっか書いてた頃もありました(^^;)その名残的作品です。第1話の「鞭職人」だけ、作品内容の毛色が違ってます。。。最初はこういう路線で行こうと書き始めたのですが。。。(必殺仕置き人のような感じで)次のターゲットになる女の子にさせる悪さが思いつかなかったので(爆)第2話以降のようなBLカップル内輪なお仕置き話路線にシフトチェンジと相成りました( ̄▽ ̄;) 第3話...

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おいたのこと

あとがき

2010.03.11 (Thu)

ラ・ヴィアン・ローズ番外編「おいた」は、本編第1話【邂逅】から第4話【暗転】くらいまでの間のお話ですね。まだ本編の諸事諸々がややこしい事になる以前の、平和な頃。本編の進行に必要なしと切り捨てたエピソードですが。。。作中、5歳が5歳とは思えない行動の数々を披露していますが、そこはまあ朱煌だからということで(爆)楽しんでいただければ幸いです...

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紅蓮朱雀10

ラ・ヴィアン・ローズ・朱雀の章

2010.03.11 (Thu)

 サンディエゴ・・・と言われても、朱煌には何のことやら見当もつかない。 マジェスティーのあの深刻な様子を見るに、地名以外の意味があるようだが。 不気味なのはサンディエゴ行きまでの一週間、戦闘訓練ばかりかレーヌの授業まで休みと取り計らってくれて、よく体を休めるようにと言いつかったことである。 あれ以来、マジェスティーとは口をきいていないので(もちろん朱煌が一方的に無視しているだけだが)聞きにくいし、...

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紅蓮朱雀9

ラ・ヴィアン・ローズ・朱雀の章

2010.03.11 (Thu)

 ラ・ヴィアン・ローズの紅蓮朱雀の名は、傭兵世界の中で揺るぎないものになっていた。 幼い少女の、その群を抜いた戦闘能力。 そして何より、人目を引く朱色の柄の日本刀が、朱煌の圧倒的存在感を際立たせた。 彼女が関わった作戦の成功率を考えると、各国首脳陣の間で噂になるのは致し方ないことであろう。 とはいえ、ラ・ヴィアン・ローズ連隊長のマジェスティーは、作戦の度に頭痛を覚える。 ラ・ヴィアン・ローズの戦士...

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紅蓮朱雀8

ラ・ヴィアン・ローズ・朱雀の章

2010.03.11 (Thu)

 返り血に塗れた朱煌の姿にため息をついて、マジェスティーは腕を組んだ。 本国からの補給部隊を護衛し前線基地まで到達するまでに、ラ・ヴィアン・ローズは幾度かの地上戦を展開し、爆撃を仕掛けてきた敵機を撃墜するに至った。 一旦戦闘が始まってしまえば、朱煌に構っている暇などないのが実情である。 気付けばいつも、弾雨をものともせずに敵兵に突っ込んでいく朱煌の姿。 前線基地に到着して早々、マジェスティーのしか...

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紅蓮朱雀7

ラ・ヴィアン・ローズ・朱雀の章

2010.03.11 (Thu)

「朱雀! 何をする! 離せ! やめ・・・! おい!」 ドア越しに、お尻を叩く音と交互して聞こえるマジェスティーという少年の声というか、悲鳴というか。 クロスはその中に聞こえた「朱雀」という言葉に、ふとドアを振りかえった。「朱雀ー! この私に向かって・・・! 父に向って何を・・・! 痛いー!」「いい加減に目を覚まさんか! いつまで夢の話をしている!」 アイ=フェンが声を荒げた。「見ろ! 誰が俺の父だ...

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紅蓮朱雀6

ラ・ヴィアン・ローズ・朱雀の章

2010.03.11 (Thu)

     <朱煌6歳>「・・・で、姫さんの頼みを、レーヌは渋々ながら聞き入れたんだろ?」 マジェスティーの執務室の窓から、庭を眺めていたクロスが言った。 その庭の木陰に、朱煌がうずくまるようにしていたのだ。 時折、生意気にため息なぞをつき、何やら物思いにふけっている様子。「晴れてラ・ヴィアン・ローズ入りを果たしたってのに、元気がないじゃないか」 マジェスティーは目を通していた書類を置くと、クロスと...

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紅蓮朱雀5

ラ・ヴィアン・ローズ・朱雀の章

2010.03.11 (Thu)

        <朱煌6歳> マジェスティーの執務室に集まったラ・ヴィアン・ローズの面々は、しばし重たい沈黙にあった。 ラ・ヴィアン・ローズの小さな戦士の噂は、瞬く間に米国に渡り、国防総省の耳にも届いているという。「・・・ジェス隊長」 誰かが言わねばならないのならと、とうとうクロスが口火を切った。 あの幼い少女を、死と隣り合わせた世界に引きずり込むことは、躊躇いを覚えてならない。 けれど、ここで自...

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紅蓮朱雀4

ラ・ヴィアン・ローズ・朱雀の章

2010.03.11 (Thu)

             -朱煌 6歳-   隊員たちは起床してすぐ、朱煌の指示で地形の再調査に散った。 彼らが持ち帰った調査結果と地図を照らし合わせ、朱煌とマジェスティーはルート修正を話し合う。 朱煌の言った通り、敵拠点に近付く程、地熱が上昇していることが判明したのだ。 にわかに慌ただしく活動を始めた密林の小動物たちの変化もまた、朱煌の言葉を証明する。「火山噴火まで、おそらく数日。我々が山脈越え...

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